◆キーボーディスト、アレンジャー、コンポーザー、プロデューサー、さらに、ベスト・セ ラーとなっている「実戦コード・ワーク」シリーズの著者として、マルチな活動を続ける アーティスト、篠田元一。
・その彼がヴォーカル・ナンバーから弦楽四重奏まで、持てる才能の全てを発揮した渾身の 作がこれ、「Foresight」。
・2000年にリリースした1st「Pivot」でのテクニカル・フュージョン路線と2002年発表 の2nd「Floating
Colors」で完成させたアコースティックな弦楽サウンドをバランス好 く融合させ、そこに、クール・サウンドならではのLA産AORフレイヴァーを散りばめ た、まさに、篠田ミュージックの集大成とも言うべき大傑作!
・ジャズ、ポップ、ロック、クラシック、さらにブラジルと、曲毎に違った表情を見せる篠 田元一のキーボード&アレンジ・ワークはまさに絶品。アルバム全体でひとつの主張を伝 え、本当の意味での“FUSION”を力強く提示しています。
・そしてもちろんそれは懐古主義的なフュージョンではなく、“現代的な響き”に拘ったフ レッシュな音像の塊。アグレッシヴ・インスト路線では菅沼孝三(ds)&永井敏己(b)の強力 リズム隊にエッジの効いたクール・ガイ:矢堀孝一(g)を加えたクァルテット編成で爆発。 また、ファンキー&ポップなナンバーでは、木村万作(ds)&渡辺建(b)というプリズムの黄 金期を支えるコンビが復活。若手No.1の呼び声も高い養父貴(g)を交えた4人で奥の深いサ ウンドを追求しています。
・また、2曲のヴォーカル・チューンには、ジョセフ・ウィリアムス(ex.TOTO)とトミー・ ファンダーバーク(ex.Airplay)という、AORシーンの最高峰が参加。ただ歌うだけでは なく、それぞれ歌詞も手掛け、より入り込んだパフォーマンスを披露してくれます。
・加えて、矢野晴子(violin)、岩戸有紀子(violin)、大沼幸江(viola)、矢野晶子(cello)によ る弦楽クァルテット:ザ・芸者ストリングスも、美しきゴージャスな空間からヒップで攻 撃的なアンサンブルまで多彩な音世界を構築。
・真の音楽ファンにお届けする本物の音楽、必聴のCD!
篠田元一に関する細かなインフォメーションは
オフィシャル・ウエブ・サイト
http://www.moto-music.co.jp/
をご覧下さい。
<収 録 曲 目>
1. White Line (作曲:篠田元一)
2. Angela (作詞:Joseph Williams & Joey Carbone /作曲:篠田元一)
3. Syaos (作曲:篠田元一)
4. Cape Wind (作曲:篠田元一)
5. Cavatina 〜映画「ディア・ハンター」より(作曲:Stanley Myers )
6. Presto (作曲:篠田元一)
7. It's Your Love (作詞:Tommy Funderburk /作曲:篠田元一)
8. Desafinado (作曲:Antonio Carlos Jobim )
9. Upload (作曲:篠田元一)
10. Presto (Break through Version )(作曲:篠田元一)
Produced by 篠田元一
All songs arranged by 篠田元一
<参加ミュージシャン>
Piano, Keyboards : 篠田元一
Lead & Backing Vocals : Joseph Williams(2), Tommy Funderburk(7)
Guitar :矢堀孝一(1, 3, 6, 9, 10) 養父貴(4, 7, 8)
Bass :永井敏己(1, 3, 6, 9, 10) 渡辺建(4, 7, 8)
Drums :菅沼孝三(1, 3, 6, 9, 10) 木村万作(4, 7, 8)
Steelpan : 原田芳宏(4)
Strings :ザ・芸者ストリングス(1, 2, 4, 5, 8)
矢野晴子(Violin)
岩戸有紀子(Violin)
大沼幸江(Viola)
矢野晶子(Cello)
『Foresight』によせて〜篠田元一
1作目『PIVOT』ではホットで都会的なジャズ・フュージョンを、2作目『Floating
Colors』ではピアノ+弦楽四重奏というフォーマットに初挑戦し、自分なりに考えた耽美感や浮遊感を表現するというコンセプトでアルバムを作ってきました。
そして、3作目となる本作では、難しいことは何も考えずに、自分の音楽のルーツと思えるジャズ、AOR、ロック、プログレ、クラシックなどの要素を今の自分のスキルの中で自然に表現していければと思っていました。今までの自分の趣向の変遷を辿るのではなく、好きな音楽(スタイル)を好きなミュージシャンとともに楽しく前向きに作りたい、そういう想いで臨みました。
そういった意味ではどの曲もリラックスして作れたし、楽しいセッションから生まれた産物とも言えるでしょう。
アルバム・タイトルの『Foresight』(=先見)には、本作をこれからの音楽作りのバネにして、次に向かいたいという想いも込めています。本作には、かなりバラエティに富んた曲を用意し、曲想に合わせて一番マッチするメンバーを編成してレコーディングを行いました。
まず矢堀氏、菅沼氏、永井氏とのセッションでは、主にアグレッシブな曲を担当していただきました。
1曲目<White Line>は、青空に白い飛行機雲が流れる...そんなイメージを描きながら作った曲です。ドライブ感のあるリズムにアクティブなストリングスを絡ませるというのは昔からやってみたいアプローチでした。ちなみにストリングス・アレンジは随所で菅沼氏のドラミングからヒントを得ています。
3曲目<Syaos>はポリ・モード的なコアな曲。6曲目<Presto>ではロック・フュージョン(長年しまいこんでいた愛機Minimoog
を大フィーチャーしてます)を志向していますが、いずれも緊張感の高いハーモニーと洪水のようなスリップ・ビートが炸裂し、みんなの個性がぶつかり合った最高の演奏をパックできました。
9曲目「Upload 」はライブでもよく演奏してきたナンバーで、ファンキーな中にもオシャレな雰囲気を持った曲です。
10曲目は6曲目のバージョン違いですが、ここでは打ち込みを絡めて少しCool Jazz 的なサウンドを狙ってみました。
木村氏、渡辺氏、養父氏、原田氏とのセッションでは、音楽的には少し落ち着いた、より大人の質感を目指しました。
4曲目<Cape Wind>は、夕暮れ時に岬の先端の波打ち際で潮風を浴びていたら、何となく湧き出てきたメロディをモチーフにして作った曲です。メロディも弦のアレンジもそのイメージを踏襲させています。原田氏のスティールパンの響きは、とても効果的なアクセントになりました。
7曲目<It's Your Love>では僕の大好きなトミー・ファンダーバーク(元エアプレイ)が参加。夢のようです。トミーの歌声は本当に素晴らしく、またアレンジ/サウンド的にも僕の大好きなAORの要素をうまく表現できたと思います。
8曲目<Desafinado>はアントニオ・カルロス・ジョビンのカバー。妙な進行や転調が入ったりするのですが、この独特のアクに魅せられる曲です。ドラム、ベースは左側、ギターは右側に大きく寄せて、大胆なミックスを施し、作風的にも1960〜70年代の少し“いなたいけど華麗”なムードを表現してみました。
そして、2曲目の<Angela>、ジョセフ・ウィリアムスはTOTO時代からの大ファン。彼の参加の話が決まった瞬間、狂喜乱舞。すぐさまピアノに向かってみれば、イントロからエンディングまで一挙に曲ができあがっていました。
ジョセフの魅力をピアノ+弦楽四重奏によるバラード曲で表現しようと最初から決めていました。
また僕にとってストリングスのサウンドは特別なものです。前作『Floating Colors』で学んだ数々の手法や表現法は、確実に本作の中にも反映されていると思います。ザ・芸者ストリングスのみなさんの演奏はとても素晴らしく、<Cavatina>(5曲目)でも、アルバムの中に素敵な華を添えて頂きました。
Cool Sound Inc.
03-5995-9930 (Phone) 03-3554-0029 (Fax)
http://www.coolsound.tms.to |