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  • 執筆者の写真守尾 崇

2020_0717

守尾崇です。


令和2年度よりJSPAの理事を務めさせていただくこととなりました。まだまだ未熟ではございますが、これまで音楽業界(シンセ業界?)を生きてきた経験を活かし、これからのシンセサイザー業界を盛り上げていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。


今回はコラム登場1回目ということで、自分のシンセサイザーとの出会いを紹介させていただきたいと思います。そんなの聞きたくないという方もお付き合いください(笑)


そもそも、音楽を意識して聞くようになったのが小学5年生の頃、当時の友人が通っていた塾の先生がギタリストだった影響で洋楽を聞き始めるようになり、初めて購入した洋楽アルバムはQUEENの3枚目「Sheer Heart Attack」だったような記憶があります。


その頃は自分で楽器を演奏したいという気持ちにはならなかったんですが、その後YMOを聞いた時にその刺激的な音に衝撃を受け、当時ラジオを組み立てたり機械が好きだったという事も影響してか、シンセサイザーという楽器が欲しくなり、中学1年の時に初めてのシンセサイザー、YAMAHA CS10を近所の楽器店で購入しました!そしてその楽器店のシンセ購入特典でキーボード教室無料体験があり、その時の先生が氏家さんだったという運命的な出会いをしています。


そもそもピアノを習っていたという訳でもなく、最初は譜面も読めず演奏もできなかったので、ピアノが弾ける友人に家に来てもらい、YMOの曲をラジカセ2台を使った多重録音(しかもミキサーが無いので空気ミックス)で作ったりしていました。


当時中学生なりに色々と工夫していて‥ボコーダー代わりにハーモニカを咥えながら「TOKIO」と言ってみたり、小型のポータブルキーボードを弾きながらスピーカー部分に口をあてて動かすことでBEHIND THE MASKのボコーダー部分をなんとなく(簡易トーキングモジュレータ的な?)再現したり‥というような事をしていました。


その後バンドを始め、本格的に音楽に目覚め‥今に繋がるんですが、自分の人生においてはシンセサイザーというものがかなり重要な意味を持っていて、人生を楽しい方向に導いてくれた事に本当に感謝しています。


そんな中、JSPAの理事に就任させていただいたからには、シンセサイザーに恩返しするべく、シンセサイザーの素晴らしさ、楽しさを広く伝え、シンセサイザー業界だけでなく、音楽業界自体も盛り上げていきたいと思っていますので、みなさまこれからよろしくお願いいたします!


JSPA理事:守尾崇

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