＜オンラインというキーワード＞ 氏家です。
去年年末の2020楽器フェアオンラインでの”シンセフェスタ2020オンライン”は、楽しんでいただけましたでしょうか？
様々な切り口で10のコンテンツを配信（すでにJSPAのyoutubeチャンネルで視聴可能）しましたが、かなり高度なシステムを組んで臨みました。配信に関しての機材も揃い膨大なノウハウを築くことができたので、今後のJSPA発信コンテンツにも、どうぞご期待ください。
さて、2021年もCOVID-19の猛威はまだまだ続きそうで、今後も様々なイベントはオンラインでの開催がアナウンスされています。すでにセミナーや会議はオンラインが当たり前となり、逆にオンラインならではのメリットも感じる今日この頃です。
先日も世界最大の楽器トレードショーである”NAMM 2021”が、完全オンラインの形で開催されていました。さすがの規模感で、WEBでの登録や出展企業ページやセミナー、ライコンテンツの検索などもよく作り込まれていて、十分楽しむことができました。
何と言っても去年までは、激混みの広大な会場を駆けずり回りながらで、お目当てのセミナー、デモ、ライブを観るのも一苦労でした。
でも、オンラインになることで、自宅の環境で視聴ができ、しかも時差の関係で観れないコンテンツもアーカイブで見ることができるのは多大なメリットですね。
しかも、各社も去年からのノウハウを積んでいるのか、映像もサウンドも抜群のクオリティ。ただ、ライブコンテンツだけは生の大音量で聴きたいかなぁ..。
なお、毎年、Rock oNの NAMM Show レポートは楽しみに観ているのですが、今回のオンライン版でもしっかりまとめられていて、さすがのクオリティでした。
さて、このオンラインというキーワードの中で、最近とても刺激的なコンテンツが発表されていて感動したものがあります。
「KORG Gadget-VR」で、なんとOculus Quest2というVRゴーグル内で再現されたバーチャル空間でのスタジオで、これまで単なるCGでしかなかったガジェットを、なんと自分の手で操作して音楽制作ができる！！
現在開発中で発売は2021年内とのことで、これは楽しみですね。
このように今年2021年は、かなり革新的かつエポックメイキング的なコトやモノが出現することでしょう。
我々もしっかりアンテナを張って情報収集し、斬新な切り口でのコンテンツ配信を目指したいと思います。
氏家克典
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