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執筆者の写真守尾 崇

2021_0205

<周辺機器で快適な制作環境を!>


守尾です。今回はシンセサイザーとは直接関係ないんですが、自分が使用している周辺機器について書いてみたいと思います。


まず一つめは、DAWのフェーダーやトランスポートをコントロールできる、PreSonus社のFADERPORTです。


実は前機種のFaderPort Classicから使用していまして‥このようなフェーダー付きの機種を所有している方は、歌などのレベルを書き込んだりするために使用していることが多いと思うんですが、

私自身は自分でミックスするよりも他の方にミックスしてもらい、自分では気がついていなかった客観的な意見を入れてもらうのが好きなので、自分でフェーダーを(本気で)書くことは実はあまりありません(笑)


とは言え、アレンジのデモ提出やコンペ提出時などは、歌のレベルを整える必要があるんですが、最近はWAVES社のVocal Riderを挟んでからアナログコンプ的なプラグインなどをかけてしまえば細かくフェーダーを書かなくても済んでしまうことが多く、

セクション毎に多少上げ下げする程度で済むことがほとんどですし‥ストリングスの強弱など昔フェーダーで書いていた時期もありましたが、最近は音色変化も込みでモジュレーションホイールで入力することがほとんどです。


と、フェーダーに関してはそれほど使用していないんですが、スタートやストップなどトランスポートに関しては無いとかなりのストレスです。。特にシーケンスソフト以外のアプリを同時に立ち上げて使用する時は重要で、

例えばYouTubeやSpotifyなどで色々な曲を聞きながらポロポロと鍵盤を弾いて「あ、このコード進行いいな」と思った時にそのコード進行を鍵盤で弾いてシーケンサーにメモったりするんですが、

そんな時もDAWがMac上で表にいなくてもFADERPORTでコントロールできることで、その都度アプリを切り替えずに使用できて便利です。歌詞やコード譜などをMac上で表示しながらDAWでレコーディングする時などもおすすめです。


ただ、ちょっと残念なのが‥シーケンサーはDigital Performer(以下DP)を使用しているんですが、使用している人が少ないのか?アプリ的に面倒なのか?DPで使用する上でのメーカー的な対応はいまいちでして‥

そもそもFADERPORTを紹介しているサイトの対応ソフト欄にDPの表記は無く‥まあ基本的な部分はHUIモードで対応できているので、自己責任で使用しています(笑)


もう一つ、同じような便利さを求めて使用しているのが、RMEのリモートコントローラーです。最近のオーディオインターフェースはミキサー的な(内部ルーティング)機能が充実しているので、

入力数が足りれば外部ミキサーが無くても不便なく使用できますが、その際専用アプリやブラウザでコントロールするため、DAWで曲を作りながらモニター音量を調整したい時など、いちいちソフトの切り替えが必要だったり面倒なことも多く、

そんな時専用のコントローラーがあることで、直接モニターの音量を変更したり、歌を録音する時などインターフェース側で直接トークバックできたり、ストレスなく使用することができます。


最近はマスターキーボードなどにトランスポートボタンやフェーダー、パッドなどが付いているものも多く、上手く利用して環境を整備することでちょっとした作業のストレスを軽減することができると思いますので、

ぜひみなさんもより快適な音楽制作環境を構築してみてください!

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