• 氏家克典

2021_0514

<一時支援金、申請~給付決定までの道のり>

氏家です。

緊急事態宣言やまん延防止策重点措置が全国的な規模となり、去年からずっと続いているコロナ禍での様々な制約は我々音楽に携わる業界を直撃しており、大変な事態になっています。

ちなみに、2019年と2020年を比較すると、実演芸術分野が飲食(-26%)や宿泊(-37.2%)などの他の業種と比較して、圧倒的な損失状況(-79.3%)となっています。

私自身の音楽活動も、制作と国内外での実演が大多数なので、2021年もこの状態が続くかと思うと…惨憺たる想いです。

<新型コロナウイルス感染症がもたらした文化芸術への甚大な打撃>

https://bit.ly/3xMSOMS


今年はすでに5月中旬となり1年の半分が過ぎようとしていますが、まだまだコロナ禍が収束する気配すらなく新たな変異種の脅威もあり、我々のエンタメ業界もとても厳しい1年になることでしょう。


そこで、、、生活を維持するためにも、様々な支援策を利用しない手はありません。

新型コロナウイルス感染症に伴う各種支援を見てみましょう。

https://corona.go.jp/action/pdf/shiensakugoannai_20210507.pdf

見ての通り、すでに多くの支援策が導入されています。


去年実施された中小企業庁の「持続化給付金」や文化庁の「文化芸術の継続支援事業」は、多くの個人事業主に対応(事業所得と主たる収入が雑・給与所得)となり、多くの個人事業主の救いになりました。

ネットでの申請や用意すべき書類などもとても分かりやすく、また問い合わせ窓口の対応も素晴らしく、私も何回か電話での問い合わせをしましたが親切に手引きしてくれて本当に助かりました。


で、今回のメインテーマは、中小企業庁の「中小法人・個人事業主のための一時支援金」についてです。給付対象は、

*飲食店自担営業または外出自粛等の影響を受けていること

*2019または2020年比で2021年1、2、3月の売上が50%以上減少していること

なので、ほとんどの方が対象になると思われます。

https://ichijishienkin.go.jp


申請方法は、「持続化給付金」や「文化芸術の継続支援事業」と同様でWEBブラウザー上での申請を進めていく形なのですが、用意しておく書類や事前確認という関門(?!)があります。

手順としては、


(1)まずは仮登録(申請ID発番)する

https://registration.ichijishienkin.go.jp/register-user/entry

登録後にメールで申請IDが送られてきます。

WEBブラウザーで自分用のマイページを作っておきます。


(2)事前確認に必要な書類を用意しておく

https://ichijishienkin.go.jp/prior_confirmation/required.html

申請に必要な証拠書類はココでダウンロードできます。

https://ichijishienkin.go.jp/procedure_flow/index.html#tab-kojin


(3)登録確認機関にて事前確認の依頼、事前予約をする

https://ichijishienkin.go.jp/prior_confirmation/index.html

コレが、関門で、、、、、事務局が募集・登録した「登録確認機関」が、TV会議又は対面等で、(2)で用意した書類の有無の確認や宣誓内容に関する質疑応答等の形式的な確認を行います。

下記で「登録確認機関」を検索できて、

https://reservation.ichijishienkin.go.jp/third-organ-search

私の地域では15ほどヒットしました。

青色申告会、商工会議所は基本無料でしたがそこに所属しなければならず、年間契約料は数万円、、で何軒か税理士事務所を当たりましたが、2万円から5万円の相談料が必要と言われ、、何とか5千円の相談料のところを探し当てて事前確認の依頼、事前予約をして何とかなりました。

私の場合はこのように近くの「登録確認機関」を利用しましたが、TV会議なども対応しているようです。


この「登録確認機関」での事前確認は、書類さえ不備なく用意してあれば30分ほどで終了し、確認番号が自動的にマイページにあらわれて、晴れてその先のページに進むことができます。

そこからはページの内容に従ってサクサクと入力すれば完了となります。


私の場合、入力完了後1週間ほどで入金されました。


コロナ禍がまだまだ続く限り、今後も様々な給付金が用意される可能性があります。

このJSPA会員限定メールマガジンでは、 「必見!音楽家のための給付金リスト」コーナーを常に更新しています。

常にアンテナを張っておくことも、これからの個人事業主には必要かと思います。


JSPAも給付金、継続支援事業等をコロナ禍を乗り切るべく術として大いに活用しています。


以上、参考になれば幸いです。


<追伸>

*中小企業庁の「月次支援金」が発表となりました。

「中小法人・個人事業主のための一時支援金」と同様の形式での支給ですが、今年の4月、5月に毎月10万円が支給されます。緊急事態宣言が6月以降も続く場合も対応となるようです。

https://www.meti.go.jp/covid-19/getsuji_shien/index.html


*スタートアップ助成

東京都の「アートにエールを!」での東京都の政策連携団体であるアーツカウンシル東京による芸術家や芸術団体の創造活動への助成制度です。

★スタートアップ助成のポイント★

(1)東京の芸術シーンで活動を展開していこうとする新人芸術家・新進芸術団体の活動を助成

(2)対象者は活動歴3年未満の新人芸術家個人、または団体設立3年未満の芸術団体(これ以外にも条件はあります)

(3)審査の結果採択された場合、個人申請は30万円、団体申請は100万円を支給※

(4)申請受付期間は5月6日(木)~5月31日(月)消印有効!

 ※助成対象経費の合計額の範囲内に限ります。

https://www.artscouncil-tokyo.jp/ja/what-we-do/support/grants/startup-grant-program/46048/


氏家克典

https://www.sitekatsunoriujiie.com

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